SSブログ

未来のことを表す文で、willを使えない例 [その他の英語表現]

「新聞記事翻訳の現場から 和英翻訳ハンドブック」(根岸裕一著)で学習しています。

和英翻訳ハンドブック―新聞記事翻訳の現場から

和英翻訳ハンドブック―新聞記事翻訳の現場から

  • 作者: 根岸 裕
  • 出版社/メーカー: 大修館書店
  • 発売日: 1999/09/01
  • メディア: 単行本


1999年初版の2007年刷で勉強しているので、内容は古いです。

いろいろな文法について「これはOK」「これはNG」と言い切っているのですが、
ネイティブの間でも揺れが多いcontroversialなものも多いと思います。
そういう意味ではあまりお勧めの本ではないのですが、
文法事項で整理できていなかったところを整理するきっかけにはなっています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

未来を表すのにwillを使えない例が、紹介されていました。

・「タイでは96年中には対外投資の帰省が緩和される見通しで、A社はタイ以外の国の資産を組み入れた投資信託や年金ファンドを手掛けることにしている」
Company A plans to manage overseas investment funds and pension funds, as Thailand will likely relax its regulations on overseas investment in 1996.

・「日本興業銀行は長期プライムレートを引き上げる見通しだ。利付金融債の動向を見極めたうえで、実施する」
Industrial Bank of Japan is expected to raise the prime rate depending on moves of interest-bearing bank debentures.

時・条件を表す副詞節ではwillではなく現在形を使うというのは、高校の英文法で出てくる有名な文法ポイントですが、
上記は、副詞節ではなく主節で、willを使えない例です。

これらの例のように、何かの条件が付いている場合(それぞれ「手掛ける」は「緩和される」、「引き上げる」は「動向」)は、主節でwillを使ってはいけないと、書かれていました。

ネイティブにwillは可能か、ダメな場合の理由は何かと聞いてみると、willは使用できず、ほぼ同じような説明をされました。

そこまで神経質にならなくても文意は通じそうですが、少し上級の文法事項を知ることができました。

インターネット上で類似の記事を見つけられなかったのですが、下記が近そうです。

https://eigo.plus/grammar/will-2
(実は「will」と「be going to」だけじゃない!?未来を表す10種類もの英語表現!)

https://fromexperience.info/native-eikaiwa/planon.html
(plan on ~、be planning on ~の解説」)


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:学問

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
start fromとstart wit..「rise by 30% compare.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。