SSブログ

東海道箱根越え [趣味]

ここ5年間ぐらい飛び飛びで東海道歩きに取り組んでいます。6-9月は天候が暑いのでNG、静岡県の清水あたりから先は宿泊しなければいけない+筋肉痛と疲労を休めるための休日も必要ということで3連休以上でないと行けないなどなど、というのが理由です)

日本橋から京都に向かい、残すところ水口(滋賀県)から京都の三条大橋までのみになっていますただし、体力不足の為、箱根越えができずにいました。今回、体力不足を克服し、箱根を越えました。
箱根湯本から箱根の関所までが一日目、箱根の関所から三嶋大社までが二日目です。

東海道は、トレッキング用の靴で行かなければならない箇所は、この箱根だけだと思います。三重県鈴鹿峠・静岡の薩垂峠も、ウォーキングの靴で十分でした。
逆に、この箱根区間は、トレッキングシューズがベストだと思いました。箱根は、東海道唯一の難所だと思います。東海道だと思うと辛いですが、軽い登山に来たと思えば辛くありませんでした。
高尾山&小仏城山(リフト使用)よりは少し辛かったと思います。

(一日目)箱根湯本の駅から箱根の関所までは、8キロで、5時間ぐらいかかりました。
この区間は、そこそこ観光客とすれ違います。かなり滑る箇所が何箇所もありました。
ほぼ登りばかりで、橿の木坂などの難所があります。(どんぐりのような大きな涙がこぼれるほど辛いと詠われた坂で、現在は195段の階段になっています)
トイレは、畑宿を過ぎたところに休憩所と公衆トイレがあり、ティッシュもあってそんなに汚くなかったです。(畑宿に茶屋がありますが、そこのトイレならもっときれいだろうと思います。)

元箱根に着いたら13:00ごろだったので、元箱根の食堂で天ぷら丼とうどんを食べました。食堂は
数件あるのでありがたいです。

(二日目)箱根の関所から三島までは、朝早く出発した為&小雨の為もあり、観光客には一人も出会いませんでした。
一日目に、私は下りが苦手で、とてもよく滑る人間だということが分かり、箱根の関所のところにある売店で、思わず杖を買いました。
偶然、折りたためる丈夫な杖があり、助かりました。
道は、予想した以上に、滑りやすかったです。でも、道の両側の土のところを歩いて、杖も使えば、そこそこ大丈夫でした。土のところを歩いたので、足首を隠すトレッキングシューズが重宝でした。
観光用に石畳が修復されている箇所がとても多いです。それが滑りの原因でもあるのですが、三島市の、東海道に対する並々ならぬ思い入れを感じて、滑っても仕方ないなと思えました。
トイレは、あまりきれいとは言えませんでしたが、簡易トイレが随所にありました。案内看板も随所にありました。

三島駅に着く前にお腹が猛烈に空いたので、味気ないですが三嶋大社近くのデニーズに入りました。
三島駅周辺にレストランがあるかもしれないのですが、分かりませんでした。デニーズまでは、食堂もレストランもありませんでした。

今まで、東海道で結構困るのがトイレと昼食でした。国道1号に近いところを歩く場合はコンビニなどがあるのでOKなのですが、国道1号から離れているところを歩くと、民家がずっと続いていて、何もありません。疲れていると、あるかどうかも分からないコンビニや食堂を探すために国道1号に出ることさえ億劫になることもあります。
もう一つ迷うのが、宿選び、でした。東海道から近くてなるべく大き目のお風呂がある宿が良かったからです。

京都までたどり着いたら、、東海道沿いの宿と昼食について、まとめてみたいと思っています。


nice!(0)  コメント(4) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 4

KADOTA

こんにちは。東海道歩き、おもしろそうですね。
ちょうどこの時期に1ヶ月くらい休みをとって出向くことができればよいのですが。(まあリタイヤするまでは無理でしょう…)
品川-川崎-横浜あたりは、箱根駅伝の観戦や日頃のジョギングなどでうろうろすることがあります。
by KADOTA (2006-10-05 21:19) 

oceanbridge

コメントありがとうございます!今回は山越えでしたので距離が少なかったのですが、平坦なところでは、一日20~30キロ歩きを2日続けるので、足が棒になります。昔の人はすごいなと思います。神奈川から出かける街道としては一番便利です。街(地域)によって保存状況が良いところと国道一号でトラックがびゅんびゅん走るところなどいろいろあり、街についても考察させられました。
by oceanbridge (2006-10-05 21:53) 

オテナの塔

私も秋の歩きをしました。ところは徳島県の吉野川近くの鴨島駅から藤井寺、焼山寺経由でしたが、藤井寺から焼山寺までは「遍路ころがし」と言われる空海が歩いた時代のルートが残っている難所で、歩けども歩けども、登れども登れども休憩地点に到着せず、根気が要るルートでした。季節外れなので、通過するお遍路さん、trekerも少なく、さびしいことと、階段がどこまでも終わらず3時ごろになると日も見えなくなり、もしかしたら野宿!と悲壮感が出てきました。疲れるというより足が上らなくなるのです。一歩一歩進めば間違いなく目的地に近づいているはずという確信で登るだけ。まさに地味な仕事やベンキョーも同じはず、と感じました。9時間後、神山温泉でゆったりの夜で終わりました。今後は時々、ランドマークタワーを階段だけで登ることもやるべきだと思いました。oceanbridgeさんも現実的なモンダイを書いておられますが、出発前、休憩時にトイレは必ず使うことですね。
by オテナの塔 (2006-10-28 23:14) 

oceanbridge

ランドマークタワーを階段で、ですか~遠い夢のような話です。やってみたいです。そういえば東京タワーは階段を上ればタダだと昔聞いたことがあります。
コメントに書かれた四国のお遍路さんの道は、ホームページを検索して見てみたのですが、本当にキツい所みたいですね、まさに登山ですね。私は登山は小さい山に数箇所しかしたことがありませんが、達成感があるので面白いと思いました。
お手洗いは本当に切実ですし、食事も、メジャーな観光地だから何かあるだろうと思って行くと何もなかったりしますので、下調べが必要です。
by oceanbridge (2006-10-29 21:06) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。