CEATEC@幕張メッセに行ってきました。 [文系の人向け理系の本]
写真が大きくなってしまい、申し訳ありません。
幕張メッセで行われているCEATECに行ってきました(10/6まで)。
私にとっては、交通費のみで一人でも一日楽しめる、大テーマパークでした。
7~8年ぶりに行きました。
今AIやIoTが騒がれているので各社がどんなトレンドなのか知りたくて見てきました。
やはりAIとIoT、特にAIが話題の中心でした。
翻訳や英語という意味ではあまり参考になることはなかったものの、技術の勉強になりました。
特に興味深かった展示をご紹介してみます。
・一番興味深かったのは、ALPS電気の展示でした。
haptic技術が紹介されていました。二本指で触るとざらざらするものや、
一つの装置で冷感・温感・氷の入ったコップを振っている感触が味わえるものが
実演展示されていました。
ゲーム、遠隔手術などに応用していくことが可能とのことでした。
・TDK
人間の動きをロボットが真似る展示(真ん中)、人の動きを画面に出す展示(手前)
・三菱電機
展示品そのものは多くはなかったものの、技術を駆使して不便さを解消する、力のこもった展示でした。
複数の人の言葉を聞き分ける装置、ワイヤレスで車に電力を供給するシステム(模型)がありました。
日立も似たコンセプトの展示だったものの、日立は、店などで混雑に応じて店員の配置を自動で指示するといったシステムの紹介等でした。個人的に、ヒトがものを考えなくなる方向に行くような印象を持ってしまいました。
・産総研・情報通信研究機構
公的機関なので、商談でなくても気軽に質問できたので、ゆっくり見れました。
翻訳ソフト・アプリの展示を3社見ましたが、情報通信研究機構(NICT)のものが群を抜いて優れていました。それでも、下記の写真のように、論理的でない文の処理はうまく行かないものだと思いました。
http://voicetra.nict.go.jp/
公的機関ということで、無料だそうです。多言語対応で、とても便利なソフトだと思います。
*これについては、後日、見た感想を別途書きたいと思います。
・小糸製作所
「クルムスLED」(写真右)
まぶしさを軽減し、より鮮明な明かり。
・Sharp
8Kテレビは驚きの画質でした。(スマホで撮ってもあまり意味がないので、写真は撮りませんでした)
コックピットと呼ばれる、車の運転席前の表示。今後はこんな感じの表示形式になっていくのでしょう。
・旭化成
個人情報抜きで混雑を見れる表示
これら以外にもたくさん、興味深い展示がありました。テーマを絞って見たのですが興味深い展示がありすぎて、5時間ほど見ていました。
会場は、午前中の方が空いていました。午後はかなりの混雑になりました。
帰りのYCAT行き臨時バスは、16時のバスは15分前に行ったらすでに満席でした。16:30のバスは補助席が使われていました。
見落としかもしれませんが、東芝のブースが無く、寂しかったです。
「ITパスポート試験」(2009年秋期)を受けました。 [文系の人向け理系の本]
初級シスアドに替わる試験として今年の春から始まった「ITパスポート試験」を受けてみました。
「Cの絵本」「図解でわかるプログラムのすべて」 [文系の人向け理系の本]
図解でわかる プログラムのすべて―動作メカニズムから開発技法まで
- 作者: 小泉 修
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2003/01
- メディア: 単行本
でも、文章だけでは用語の意味が分からなかった私にとっては、とても役にたちました。
「Cの絵本」は、本当に絵本です。図だらけです。「超入門」という題の本は結構ありますが、この本こそが超入門ではないかと思えます。
可愛い絵なので、読み進めようという気力がわきました。
「家電アドバイザー」資格を更新しました。 [文系の人向け理系の本]
「理系の本」ではありません。
以前、財団法人家電製品協会主催の「家電アドバイザー」資格を、理科系の勉強のためと思い、取りました。内容的には、家電製品販売員向けのもので、家電業界の翻訳には役に立ったかなと思います。AVと生活家電に分かれています。家電製品の仕組みの基礎からカスタマーサービスのあり方・リサイクル法までいろいろな話題を取り扱っています。
この資格は5年ごとの更新制です。せっかく取ったので、更新しました。
更新方法は、送られてきたテキスト(有料)を読みながらマークシート形式の問題に自宅回答するという形式です。ちょっと高い(8000円)ですが、更新問題はそれほどひねった問題ではなくて、2~3時間ぐらいでできるものでした。
"How Computers Work" [文系の人向け理系の本]
How Computers Work (How Computers Work)
- 作者: Ron White, Timothy Edward Downs
- 出版社/メーカー: Que Pub
- 発売日: 2005/11/11
- メディア: ペーパーバック
最近、今になってようやく気づいたのですが、技術英語(特に日英翻訳)の勉強方法として、技術英語の日本語の英語参考書よりも、英語で書かれた技術資料を読む方が、効率が良いということに気づきました。
コロケーションや動詞の使い方などが分かるからです。
そこで、東京駅のすぐ近くのOazoに入っている丸善洋書コーナーに行きました。
その中で、"How Computers Work" Ron White, Timothy Edward Downs著
を見つけました。
この本はカラー図解で、423ページあります。
見開きで一つのテーマを扱っていて、英語は平易で分かりやすいです。
このシリーズとしては、"How Networks Work," "How Internet Works"も置かれていましたが、値段もほとんど変わらなくて
総合的にコンピュータのことを広く扱っている"How Computers Work"が一番効率が良いと思い、購入しました。
動詞の使い方などがとても参考になります。ただ、コンピュータのことを知っているエンジニアには、英語の勉強にはなりますが、内容はもの足りないと思います。コンピュータについて知識の浅い人には、とても参考になると思います。
丸善では4522円で、ちょっと高いなと思いつつも、早く欲しかったので買いました。
家に帰ってamazonで見たら2971円でしかもすぐ届けてくれると書いてありました。
あとで知ったのですが、紀伊国屋の新宿高島屋店の方が洋書は充実していると知り、いつか行きたいと思います。
「メカトロニクスがわかる英語」「はじめてのメカトロニクス」 [文系の人向け理系の本]
工業調査会は、非常に沢山の書籍を出していて、参考になりそうな本が沢山あるのですが、書店では見つからなくて内容を確認できないのであまり購入できずにいます。
この本も、メカトロニクスが分かる、ということで、中身は見ずにamazonで注文しました。
前半にはアクチュエータや油空圧の原理が書かれていて、文系の私には、英語は分かりましたが内容はあまり理解できませんでした。後半はシーケンス制御やコンピュータ制御のしくみが書かれていて、私には馴染みのある内容だったので、ほぼ分かり、知識を得ることが出来ました。
英語は平易ですが、内容は文系人間にとっては難しいと感じました。その意味で、理系の人向けの本だと思いました。(少なくとも文系の人がメカトロニクスを学ぶ入門書ではないです)
この本の前半の内容があまりに分からず、でも何から勉強していいのか分からず、書店でメカトロニクスの入門書を探しました。数式がビッシリ書いてある本がほとんどだったのですが、その中でほぼ唯一、分かりやすそうな文章で
いろいろな用語の説明が書いてある本が「はじめてのメカトロニクス」でした。偶然にも同じ著者でした
読み進めると、よく仕事や仕事で調べものをしているときに出会う用語が沢山載っていました。全てを理解はできなくても、とっかかりとして良書だと思いました。
順番としてはまず「はじめてのメカトロニクス」を読みその後で「メカトロニクスが分かる英語」を読むと理解が早そうだと思いました。
「化学英語の手引き」 [文系の人向け理系の本]
「化学英語の手引き」(大澤善次郎 著、裳華房発行、2005年第8版 2,310円(税込))
化学英語っぽい文章を訳す機会がありました。それは専門的な文章ではなかったのですが、今後、訳す機会があるかもしれないと思い、テキストを探しました。
英和の練習問題と和英の練習問題が掲載されています。解答は、各問題のすぐ下に載っているので、ページをめくらなくて済み、見やすいです。
日本語訳(概要でもいいので)が載っているので、文系人間には使い勝手の良い本だと思います。私が探した限りでは、英語の文章+日本語訳が載っている化学英語テキストは、この本だけでした。他のテキストでは、英語のみだったり、英語+単語の意味程度、でした。
英和の練習問題は、英語自体はそれほど難解ではありませんので、無理なく勉強できます。和英は日ごろ自分が書いている英文よりもこなれた言い方を沢山見つけたりできました。巻末には化学用語集も付いています。薄さの割りに値段が高いですが、内容は充実していると思いました。
JPCA 2006 マイクロエレクトロニクスショー [文系の人向け理系の本]
理系の本の話題ではないですが・・・展示会に行ってきました。
JPCAとは日本電子回路工業会のことで、あるメーカーのサイトからこの展示会のことを知りました。
基板の展示会でした。
このような展示会にたまに行くと、展示内容をなかなか理解できなくても、新しい知識を得られるし、翻訳をするのに有用な情報も得られます。
東京ビッグサイトで行われました。かなりの人出で、りんかい線は混雑していて客のほとんどが国際展示場駅で降りました。
ほとんどがスーツ姿の男性でした。一人で来ている女性はほぼ皆無だったため、私は相当場違い的な雰囲気を漂わせていました。
内容は私には難しかったのですが、実際に基板を作る機械や自動ハンダ付け機などを見ることができ、実感できました。
また、いろいろな企業の存在を知ることができました。ホームページアドレスから今後技術資料やカタログなどを見ることが出来そうです。
「ぷりんとばんじゅく」という基礎知識の本をこの協会が出していて、それも閲覧・購入できました。
レベル別に分かれていて英語もありました。
今読んでいるので、また感想を書こうと思います。
「やさしい電子・電気英語」(オーム社、青柳忠克著、1997年、1900円プラス税) [文系の人向け理系の本]
この本は、53章から構成されています。電気の基礎、半導体などの原理の概論、レーダーなどの電気の応用について、などが書かれています。英語そのものは易しめで、知識も文系の人でもそこそこ分かるレベルでした。
本文には和訳は付いていません。後半約30章には要約が巻末に載っています。各章に短い練習問題(ほとんどが和訳させる問題)が付いていて、回答は巻末に載っています。
買ったときには気づかなかったのですが、微妙な間違い(といえるほどではないですが)があります。
例えば、"A and B correspond C and D"で、「AとBはCとDに対応している」という和訳文だと思ったら、正解例には「AとBはDとCに対応している」とありました。AとBのそれぞれがCとDのうちどちらかに対応しているのかが結構重要な文脈だったので、どちらなのか、改めてネットとかで調べなければなりませんし、誤解されない和訳文を目指すなら「AとBはDとCに対応している」という意味なら、A and B correspond D and C (respectively)などとすべきです。
また、「スタジオでスキャンされた画像」という日本語に対する英訳が、"the scanned image in the studio"と書かれているのですが、通常は、"the image scanned in the studio"とした方が、誤解が少ないです。
とはいえ、得られる知識はとても多いですし、電気の基礎を学べるので、まさに文系の人向けの
電気の本だと思いました。
「わかる電子回路部品完全図鑑」 [文系の人向け理系の本]
わかる電子回路部品完全図鑑―部品がわかればハードウェア技術がわかる
- 作者: トランジスタ技術編集部
- 出版社/メーカー: CQ出版
- 発売日: 1999/01
- メディア: 単行本
久しぶりに神保町の三省堂に行きました。
英語のコーナーと、工学系のコーナーを見ました。最近、ハードウエア関連部品の特徴が分かるといいなと思っていたので、部品についての書籍を中心に探しました。良い本がありました。
それが、「わかる電子回路部品完全図鑑」です。理系の人には特に目新しい情報は載っていないと思うのですが、日ごろ部品の現物を見たり部品の特徴を知ったりする機会に乏しい私は、この本を手にしたとき、すばらしい!絶対買う!と思いました。外観は雑誌っぽいです。
以前紹介した「詳解電子パーツもの知り百科No.2」よりも、一つ一つの部品についての解説は短いですが、43種類300分類の部品のカラー写真とそれぞれの特性が書いてあり、辞典的な使い方をすることもできます。
また、最近徐々に、メーカー(部品に限らず)のホームページから良さそうなカタログをダウンロードして、見ています。中には自社製品の特性のみでなく、写真・基礎的な説明付き、の、充実したものもあり、重宝だということに気づきました。
「SEのためのIT英語入門」 [文系の人向け理系の本]
先週は風邪をひきました。ブログの更新はおろか、会社も休ませてもらい、週に1日は必ず走る10キロランニングも出来ませんでした。一週間以上空くと、ランニングが以前のように出来るのか、不安でもあります。
いまだに鼻がぐずぐず言ってますが、街中には花粉症なのか風邪なのか、結構鼻をぐずぐずさせている人が多いみたいです。
「SEのためのIT英語入門」(翔泳社、小坂貴志・板垣政樹著、1900円)は、前半が英文記事の読み方、後半が実際の英文記事例と単語・日本語訳・内容についての設問、という構成になっています。この本がありがたいのは、入学試験問題のように、各記事について設問が付いていることです。前半部分の英文記事の読み方の部分は、翻訳を目指す人にとっては結構読まなくてもいい内容も入っている気がしました。JavaやIvP6、WANなどを題材とした英文記事が載せられているので、それらについて入り口的知識を少し得て、単語を少し知るとっかかりには良い本だと思いました。
「理工系のための英文記事の読み方」 [文系の人向け理系の本]
- 作者: 畠山 雄二
- 出版社/メーカー: 東京図書
- 発売日: 2003/12
- メディア: 単行本
科学新聞記事に限らず、新聞記事を読むと私の場合、ほぼ必ず、知らない単語もないし文型も分かっていても、意味が分からない箇所にぶち当たります。特に科学記事だと、前提知識がないため予想して読むことが出来ない場合もあります。そういう悩みを解決するには、日本語訳のついた英字新聞記事を読んで勉強するしかありません。
この本には、1ページ程度の新聞記事が13個しか掲載されていません。本の厚みは157ページですが、詳しい解説が付いているので、題材の数が少ないのです。新聞記事が初めての方でも、この解説があれば、あまり困らずに読み進めることができるのではないでしょうか。科学新聞記事を扱った書籍は稀有なので、こういう本が出版されることはありがたいです。
「TOPEC エンジニアリング&IT過去問題集」 [文系の人向け理系の本]
TOPEC職業分野別英語コミュニケーションテストエンジニアリング&IT 過去問題集
- 作者: プロフェッショナルイングリッシュコミュニケーション協会
- 出版社/メーカー: 祥文堂印刷
- 発売日: 2004/11/01
- メディア: -
理系の人向け英語学習の本と言った方が良さそうです。
TOPECというのは、あまり普及していないようですが、TOEICの理系英語版のような試験です。私も2年ぐらい前に受けましたが、点数が取れませんでした。工業英検は理系の知識がそれほどなくても取れますが、TOPECは理系知識がないとかなり厳しいです。聞き取れるけど理系の知識がないために答えが分からないという状態になってしまいます。ですから、文系の人もこのような本で勉強するのは役に立ちます。
英語のリスニングスピードなどはそれほど速くないので、理系の人にはお勧めかもしれません。
傾向としては「理科系のための英語リスニング」に(志村史夫著、ジャパンタイムズ社、2005年、2,200円+税)わりと似ています。
「機械材料入門」 [文系の人向け理系の本]
材料系の勉強として何をしていいのか分からずにいたら、「新しい機械の教科書」(門田和雄著、2004年、オーム社、2500円+税)を書店で探していたときにこの本と出会いました。鉄、非鉄金属、非金属などの、材料の名前と性質、合金の性質、材料試験について解説してあります。プラスチック成形の方法が、いろいろなホームページを見ても今まではさっぱり分からなかったのですが、この本には分かりやすく図示してあります。木材について解説してあったのも、私にとってはありがたかったです。
特に鉄のことが詳しく書いてあります。高校で化学をあまり熱心に勉強しなかった私にとっては、分からない部分も多かったですが、名称と性質をおぼろげながら知るだけでも、翻訳作業が楽になります。
この本は、用語には大抵英語訳が記載してあります。他の類書でも解説の易しい本はありましたが、英語併記がありがたくて、この本を買いました。
「新しい機械の教科書」 [文系の人向け理系の本]
「新しい機械の教科書」(門田和雄著、2004年、オーム社、2500円+税)
機械系の翻訳には必須事項となる、基本的なことが載っています。たぶん、機械系工業高校向けの本だと思います。溶接、押し出し加工、ネジ類の種類、強度の種類(せん断強度など)、などなどです。図もふんだんに載せてあります。用語の意味が明確になるので、翻訳をするときにイメージしやすくなると思います。技術翻訳をやろうという人にとっては、このような知識はもしかしたら常識なのかもしれませんが、私はあまり機械関係の翻訳をしたことが今まではなかったので、この本は役に立ちました。何度も見返したい本です。
「技術英語の前置詞活用辞典」 [文系の人向け理系の本]
「技術英語の前置詞活用辞典」(原田豊太郎著、日刊工業新聞社、1999年、2700円+税)
自分で英文を書くときは、二通り以上に解釈できてしまう前置詞は、私はなるべく使わないようにしています。
でも、英文を読む場合、多義前置詞をどう解釈してよいのか、迷う場面が多いです。
こなれた前置詞の使い方をしてあると、英語らしい表現を書くこともできます。
この本は豊富な技術文章によって、大抵の前置詞のさまざまな意味を載せています。例えばwithは13個の意味が、inは12個の意味が載っています。
文脈によってどの意味で解釈すれば正しい解釈になるのかについて法則的なことも書いてある箇所があり、前置詞が苦手な私にとってとてもありがたい本です。辞典というと退屈な感じがあるのですが、この本は教本的な色合いが強くて、お勧めです。
「理科系のための英語リスニング」 [文系の人向け理系の本]
「理科系のための英語リスニング」(志村史夫著、ジャパンタイムズ社、2005年、2,200円+税)
私が技術英語を勉強し始めた数年前には、このような本は出版されていませんでした。
ほんの数年間の間に、理系の人向けのリスニング教材の類が、多く出版された印象があります。
基礎・初級・中級・上級・超上級に分かれています。が、基礎といっても数字や数式の聞き取りなので、慣れていないとさっぱり分かりません。この本を使って練習すれば、自然になじむことができます。
上級や超上級は、Scientific AmericanやNature誌から題材を取っていて、果たしてこのような科学雑誌文体の聞き取りは実務上有効なのか?と思ってしまいました。上級と超上級は単語+基礎知識も必要なので、文系人間である私にとっては辛かったです。ただし、聞き取りは難しくても、スクリプトを読むだけでも勉強になりました。
文系の人向け理系の本1「詳解電子パーツもの知り百科No.2」 [文系の人向け理系の本]
多くの翻訳者がそうであると思いますが、私も文系出身です。
英語は分かるのだけれど理系の知識が全くなく、今でも調べる作業が翻訳作業の多くを占めます。そこで、文系の人にもわかりやすい理系の本を少しずつ紹介してみようと思います。
「詳解電子パーツもの知り百科No.2」(電波新聞社、牧野憲公著、1,800円)
日ごろ電子部品の実物や絵を見る機会のない文系人間に、絵と短い説明で、抵抗器・コンデンサ・スイッチ・ネジなどいろいろな電子部品を紹介してくれています。文系の私が苦手な計算式やグラフもほとんどなく、興味のあるものだけを読むこともできます。用語だけではピンと来ない部品の姿を見ることができ、部品に親しみが沸く一冊です。