「化学英語の手引き」 [文系の人向け理系の本]
「化学英語の手引き」(大澤善次郎 著、裳華房発行、2005年第8版 2,310円(税込))
化学英語っぽい文章を訳す機会がありました。それは専門的な文章ではなかったのですが、今後、訳す機会があるかもしれないと思い、テキストを探しました。
英和の練習問題と和英の練習問題が掲載されています。解答は、各問題のすぐ下に載っているので、ページをめくらなくて済み、見やすいです。
日本語訳(概要でもいいので)が載っているので、文系人間には使い勝手の良い本だと思います。私が探した限りでは、英語の文章+日本語訳が載っている化学英語テキストは、この本だけでした。他のテキストでは、英語のみだったり、英語+単語の意味程度、でした。
英和の練習問題は、英語自体はそれほど難解ではありませんので、無理なく勉強できます。和英は日ごろ自分が書いている英文よりもこなれた言い方を沢山見つけたりできました。巻末には化学用語集も付いています。薄さの割りに値段が高いですが、内容は充実していると思いました。
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