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「理科系のための英語リスニング」 [文系の人向け理系の本]

「理科系のための英語リスニング」(志村史夫著、ジャパンタイムズ社、2005年、2,200円+税)

私が技術英語を勉強し始めた数年前には、このような本は出版されていませんでした。
ほんの数年間の間に、理系の人向けのリスニング教材の類が、多く出版された印象があります。

基礎・初級・中級・上級・超上級に分かれています。が、基礎といっても数字や数式の聞き取りなので、慣れていないとさっぱり分かりません。この本を使って練習すれば、自然になじむことができます。
上級や超上級は、Scientific AmericanやNature誌から題材を取っていて、果たしてこのような科学雑誌文体の聞き取りは実務上有効なのか?と思ってしまいました。上級と超上級は単語+基礎知識も必要なので、文系人間である私にとっては辛かったです。ただし、聞き取りは難しくても、スクリプトを読むだけでも勉強になりました。


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コメント 6

わたしも参加させて

出版物は何かと著者の権威とかが関わるためか、
高いレベルの内容を取り扱う傾向がありますね。
技術英語とか工業英語とかいうと、現場の用語
とはかけ離れた内容になり失望することが多いです。
ベストな方法は、ネイティブの作成した取扱説明書
を入手することでしょう。メーカーに勤めている人には
簡単なことですが、不要になると廃棄されるので、
めったにメーカー、使用者以外に渡ることはありません。
by わたしも参加させて (2006-04-10 04:17) 

oceanbridge

私はメーカーで仕事をしていた時に、取説を読むことができました。ただ、リスニングということになると、なかなか英語に触れる機会がなく、何かいい方法はないかなと常日頃思っています。
by oceanbridge (2006-04-10 21:23) 

わたしも参加させて

(引き続き、過去ログにもコメントしています。
 内容は、話題として、簡単には古くならな
 いので、資産のように、多数回使えると思い
 ますので。)
そうですね。ほぼ同感です。わたしの場合は、
海外メーカーの講習会に参加する機会が何度か
ありました。それでも、聞き取れない単語、表現
が、続出でした。講師がきれいな発音をするとは、
限らないことも、聞き取りの障害でした。
マニアルなどの書類を手元においてあると、
かなり役に立ちました。とはいえ、話すスピードは
英会話などの勉強のときとは比較にならないほど
早く、最初の1日目は聞き取りは難しいです。
ただ、このような講習会は、実機を囲んで行う
ので、意味が推測しやすいです。
このような機会がなければ、う~~~ん、
難しいですね!
by わたしも参加させて (2006-04-11 08:39) 

オテナの塔

英文取扱説明書がWebで公開されていました。米国のメーカーのものなので、お役に立つと思います。ホームページのアドレスが変更される前に早めにダウンロードしておかれたら、いかかでしょう!?
①バーコードスキャナーの取説です。 
http://www.microscan.com/support/resources/manuals/ms710manual.pdf

②酸素分析器の取説です。
http://www.teledyne-ai.com/manuals/man_bds3000.pdf
by オテナの塔 (2006-11-25 05:38) 

oceanbridge

早速ダウンロードしました。とても参考になります。有益な情報をいただき、申し訳ないほどです。
by oceanbridge (2006-11-25 20:31) 

Hirosuke

そういえば、oceanbridge さんからは理工系の音声教材情報のリクエストを頂いていました。新シリーズになった僕のブログでは、自分の勉強もかねて、その類のものを中心に記事にしていこうと思います。
by Hirosuke (2006-11-29 23:28) 

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