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"be of a variety"→「種類である」 [技術英語]

見落としそうになりました。
"All the measuring instruments shall be of a variety capable of operation in the environment specified in Section 1.1.1."
という文の、"be of a variety"の部分について、です。
下訳では「多様な計測機器」となっていたので、間違いやすいのだろうと思います。
a variety ofなら「いろいろな~」とか「多様な~」です。
が、ここは"of a variety"と書いてあり、多様性を言いたいのではなく、
「Section 1.1.1に記載の環境で動作できる種類」ということで、「種類」という意味で使われています。
ランダムハウスには、この「種類」という意味で、
"a variety of economic reforms"で「経済改革の一形態」として載っていました。ですので、"a variety of"でも、「多様な~」という意味の他に、「~の種類」と訳せる場合があることが分かります。


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コメント 2

オラ・イオン

これは間違いそうですね。山形県天童市の事件が英語で紹介されていたことがありましたが、Cherry patrols prove fruitless against expert thievesのオヤジギャグ的タイトルの中で、The Sato Nishiki variety was developed in Yamagata Prefecture, home to 70 percent of the cherries grown in Japan. The bandits ignores less expensive varieties・・・・とあり、はて?と辞書でvarietyの意味を確認したことがあります。「佐藤錦品種」というところでしょうか。
by オラ・イオン (2007-01-10 21:01) 

oceanbridge

やはりvarietyを「種類」の意味で使う例があるのですね。日本人学習者にはなじみがないように思います。今度、ネイティブに聞いてみようと思います。
by oceanbridge (2007-01-10 21:44) 

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