「生きる～2008若い命を支えるコンサート～」

技術英語ではありません。

2/3に「生きる～2008若い命を支えるコンサート～」（みなとみらいホール）を聴きに行ってきました。

2007年全日本学生音楽コンクールのバイオリン小学校の部１位の松本紘佳さん・2007年日本音楽コンクールピアノ1位の佐藤彦大さん、ソプラノの森麻季・ピアノの横山幸雄、神奈川フィルハーモニーの出演でした。

この日はすごい雪で、明らかに来るのを控えた感じの空席があり、残念でした。

このコンサートは、偶然BS2で日本音楽コンクールのピアノの本選の模様を見て、佐藤さんの演奏に感動して、聴きに行ってみたいと思ったのでチケットを取りました。音大生ということで、ソロリサイタル等がまだ少ないので、この機会に聴いてみたいと思いました。テレビで見た演奏は、オーケストラとの一体感をとても大切にしていて、メロディーを歌い上げる、味わいのある丁寧な演奏でした。昨日の演奏（モーツアルトの23番）も、テレビそのままの、オーケストラと一体になった、味のある演奏でした。今後も素晴らしい演奏を聴かせて欲しいです。

横山さんの演奏（ラフマニノフ2番）は、プロの技を見せてくれました。スピードが速く、スムーズで、ガチャガチャしそうな箇所も繋がっていて、繊細な箇所とダイナミックな箇所のコントラストもあって、完璧でした。

松本紘佳さんは、小学生で体はまだ小さいのに、低音から高音まで聴かせてくれました。特に低音が味わいがあったので驚きました。

森さんは、私の席がステージの裏だったので、音量が小さかった気がしましたが、コロラトゥーラがよく回っていました。

神奈川フィルは、初めて聴きました。私の座った席がステージ裏だった為か、音量が大きすぎる箇所がいくつかあった気がします。その点を差し引いても、とても丁寧で一体感がある演奏で、今までで何回か聴いた様々な日本のオケの中で一番私の好みだと思いました。ただ、一度ではよく分からないので、地元でもありますし、また何度か演奏を聴きたいと思いました。