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when=「~なのに」「~時でも」の場合がある [技術英語]

細かい日本語の問題ですが、より読みやすい日本語を書く、ということについての話題です。
whenを、「~なのに」「~時でも」という譲歩の意味を含めて訳した方が良い例に出会いました。
「各製品にどんな材料を使うのか、各材料の温度特性について理解した上で、考えなければならない。」
という文の後に、
"Materials with very good temperature characteristics are often used when they are not needed."
とありました。
they=温度特性の良い材料、というのは分かるので、直訳すると、
「温度特性の良い材料が必要でない場合に、しばしば使用されている」
となります。
「必要でない」と「しばしば使用されている」が、私の中では整合しませんでした。
この文は、温度特性が良くなくても困らない用途に於いて、温度特性が良すぎる材料が使用されてしまっている現状を嘆いた文です。
そうすると、whenを「~なのに」という日本語にすると分かりやすくなると思いました。
「温度特性の良い材料が、必要でもないのにしばしば使用されている」
と訳すと分かりやすいと思いました。


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コメント 2

猫好き

はじめまして!英検の勉強していてWhenの用法を調べていたところ、こちらの記事に出会いました。
英文を日本語訳するのは言語的な構造の違いがあって凄く難しいと感じています…^^;笑
by 猫好き (2015-03-19 14:11) 

oceanbridge

猫好き様、コメントいただきありがとうございます。
1年ほどブログを管理していなかったので、お返事遅れてすみません。
お恥ずかしいような記事たちですが、読んでいただいてありがとうございます。とても嬉しいです。
by oceanbridge (2015-07-15 21:04) 

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