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関係代名詞がらみの分かりにくい文 [技術英語]

The meeting will be held montlly until the Development Stage, at which point the meeting will be held weekly.
とありました。
何となく分かりづらいと思いました
untilという時を表す言葉と、at which pointという時を表す言葉が同時に出てきていて、しかもpointという比較的短い時間を指す言葉がDevelopment Stageを指しているからかなと思いました。
この"point"がなければ、分かりづらくない文章だということに気づきました。
下訳では、「会議を行う頻度は、開発段階までは1ヶ月に一度。その時点では1週間に一度。」
と書いてあったのですが、これだと、「その時点=開発段階まで」と解釈されても文句が言えません。
「会議を行う頻度は、開発段階までは1ヶ月に一度。開発段階では1週間に一度。」
という意味です。


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コメント 3

torpedo

和訳は正しいと思います。
書いておられるとおり、pointは比較的短い時間を指す単語なので、from which pointとなって
いたならば納得できるのですが・・・・・。教養あるアメリカ人にこの疑問を提示したところ、気持ちが分かるが、原文のままでも不自然ではないとのことでした。from which point, at which point両方が
Webで多く使われていますが、at which pointのほうが圧倒的に多いです。どちらも時間と場所の両方で使うので、時間としての用法を選別し難いです。時間は人間の感覚では正確に捉えにくいので、場所などの幾何学的表現に変換しているのではないでしょうか。時点、時間を意味するat which pointの例文を多く見て慣れるしかありません、と思います。もう少し調べてみます。
by torpedo (2006-11-05 00:10) 

torpedo

Google検索では、"stage, at which point"でも約 16,200 件もあるので、時間的に短いとは限らないstageをpointで受けることは多いと結論できます。stageを高さ方向の「段階」として扱うと前置詞はatが基本といえるので、at which pointが自然なのでしょう。その「段階」で水平方向にDevelopment Stageが広がっているような構造で。訳の「時点で」は、oceanbridgeさんの訳のように避けるべきなのでしょうね。時間的表現にしか使わないuntilが結果として幾何学的表現にも使う単語と混在しているので、ちょっと見では抵抗があるのでしょうか。意味が分かりやすくて同じようにfromを使いたくなる例を2つだけ引用します。①Some projects will advance to the company-formation stage,
at which point BioVentures Australia will seek coinvestors.②This aphid takes 2 to 3 weeks to develop to the adult stage at which point it can produce 3 to 5 nymphs per day for another 2 to 3 weeks.
by torpedo (2006-11-05 09:15) 

oceanbridge

torpedo様、ありがとうございます。例文、とても参考になりました。やはり、untilがひっかかっていました。(untilが使われていたために、ブログ本文の例文は分かりにくいと思いました。)書いていただいた例文でも、untilに似た意味であるtoが使われていますが、untilではなくてtoなら分かりやすいと感じました。なぜ分かりやすいと感じるのか分かりません。単に感覚的な問題なのかもしれません。
by oceanbridge (2006-11-05 22:30) 

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