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湘南台トワイライトコンサートシリーズ2010~ブラームスの肖像~Vol.1鍵盤 [趣味]

技術英語ではありません。

2010年5月22日、湘南台の小さなホールで、ブラームスの曲だけのコンサートに行きました。15分の休憩を挟んで4時間という長いコンサートでした。今回は鍵盤でしたが、声楽等、計4回行われるそうです。

斉藤雅広・古賀大路(高校生)・若林顕・菊地裕介・杉谷昭子の出演で、ブラームスの多様なピアノ曲に触れることができました。

開演前にプログラムを読んでいると、ピアニスト陣に並んで、ピアニストではないらしい人の名前が2人載っていました。「ジャーナリストによる連弾」とのことで、芸大楽理科卒の女性と慶大卒の男性が、ハンガリー舞曲(連弾)から2曲を演奏されました。芸大卒の女性が低音、慶大卒の男性が高音でした。私もはるか以前学生の頃にハンガリー舞曲の連弾を4曲ほど弾いてみた事があるのですが、その当時の記憶がよみがえりました(あの頃に戻りたい・・・)。折角ならパワーがある方が高音パートを弾いた方が良いような・・・とは思いましたが、お二人ともとてもよく練習されていて、会場一体となって楽しめました。

ピアニスト陣は、もちろん、とてもきれいで素晴らしい演奏でした。

「ワルツ集」は、一挙に聴ける機会はほとんどないので、貴重な機会でした。「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」は、20以上も変奏があり、ブラームスの編曲能力が余すところなく発揮された曲でした。

斉藤さんは、お話がとても上手な方でした。若そうな方なのに、かなり高血圧で、本番が多いので元に戻せない。元に戻れなくなったウルトラマンのようだ、とおっしゃっていました。のんびり屋の私にも、その気分は何だか理解できる気がしました。現代人一般に共通していることなので、気をつけたなければならないな、と思いました。

このコンサートを聴きに行ったのは若林さんが目当てだったのですが、超~渋い演奏で、多彩な音色で、ブラームスらしさをとても感じることができました。とても小さいホールだったので、近くで見ることができて、大満足でした。若林さんが出演するコンサートをまた探して、行きたいと思います。

古賀さんは、中学の時に毎コンで1位・高校でも3位と横浜市民賞を取られた、佐賀県出身の、現役高校生です。とても気合の入った、才能を余すところ無く感じさせてくれる、勢いのある演奏でした。近日中にアマオケでチャイコフスキーのピアノ協奏曲を演奏される機会があるそうですので、用事が無ければ聴きに行ってみたいと思います。
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