“no-setting compound”で「(熱)可塑性合成物」 [技術英語]
なかなかネタがなく、あっても書くエネルギーがなく、とても久しぶりの更新です。
しかも、コメントもいただいていたのに、チェックしていませんでした。So-netが遅いため、どうしても億劫になってしまいます。でも今までの蓄積もあり、簡単にお引っ越しできません。
塗料関係の資料を読んでいて、「no-setting compound(を使うこと)」という表現に出会いました。
no-settingの意味が分かりませんでした。
英辞郎にもWeblioにもありませんでした。(そういえば、最近、英辞郎よりWeblioを使うことが増えています。)
接頭辞はnoではなくnonをよく使うはずなので、「non-setting」とGoogleで入力したら、勝手に、”non-setting sealant”が出てきました(何という機能名か分からないのですが、こういう時には便利です)。
その中から、細かい説明が載っていそうなページを見てみました(http://www.newmantools.com/chemicals/hylomar.htm)
このページを読み進めていくと、「non-setting sealantは250℃でもhardenしない」と書かれていたので、「non-setting」で「非硬化性」の意味だと分かりました。
また、英辞郎でも、「setting」で検索すると、「setting agent」で「硬化剤」と出てきました。
そこで"non-setting 硬化”でGoogleで検索したら、日本語のページが出てきました(256件)。
しかし、その後、H.K様からコメントをいただき、「(熱)可塑性」の意味だと分かりました。(コメントをご覧ください)
しかも、コメントもいただいていたのに、チェックしていませんでした。So-netが遅いため、どうしても億劫になってしまいます。でも今までの蓄積もあり、簡単にお引っ越しできません。
塗料関係の資料を読んでいて、「no-setting compound(を使うこと)」という表現に出会いました。
no-settingの意味が分かりませんでした。
英辞郎にもWeblioにもありませんでした。(そういえば、最近、英辞郎よりWeblioを使うことが増えています。)
接頭辞はnoではなくnonをよく使うはずなので、「non-setting」とGoogleで入力したら、勝手に、”non-setting sealant”が出てきました(何という機能名か分からないのですが、こういう時には便利です)。
その中から、細かい説明が載っていそうなページを見てみました(http://www.newmantools.com/chemicals/hylomar.htm)
このページを読み進めていくと、「non-setting sealantは250℃でもhardenしない」と書かれていたので、「non-setting」で「非硬化性」の意味だと分かりました。
また、英辞郎でも、「setting」で検索すると、「setting agent」で「硬化剤」と出てきました。
そこで"non-setting 硬化”でGoogleで検索したら、日本語のページが出てきました(256件)。
しかし、その後、H.K様からコメントをいただき、「(熱)可塑性」の意味だと分かりました。(コメントをご覧ください)
2012-04-24 21:16
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コメント(6)
oceanbridgeさん
お久しぶりです。頑張っておられるようで何よりです。
文脈を正確に確認する必要がありますが、no-setting compound(を使うこと)を非硬化性合成物と訳されているようですが、これではあいまいで、no-setting(nosetting)は「(熱)可塑性」という意味の専門語として訳すほうが正確(専門家には)と考えます。
たとえば、この用例として、nosetting polymer or resin to act as a filler(=充填物として機能する(熱)可塑性ポリマーあるいは(熱)可塑性樹脂)があります。
ご参考になれば幸いです。
H.K
by H.K (2012-04-27 21:36)
H.K様いつもお世話になっております。
とても勉強になります。インターネットでかなり調べたつもりだったのですが、なかなか的確な日本語にたどり着けないものです。
この文が出てきた文脈は書けないのですが、この前後に特にこの文に関連しそうな文はありませんでした。
会社の和訳文を、修正します。
by oceanbridge (2012-04-27 22:16)
oceanbridge様
お世話になっています。
実は、日本初の「NASAのゴールデンルール」を紹介するセミナーを東京で開催いたします。
以下ご案内差し上げますので、よろしければご参加あるいはご関心のある方にご案内頂ければ幸いです。
http://ee.asahipress.com/menu/event.html#business
http://www.j-techno.co.jp/test/index.cgi?mode=sem&unit=2012062902
by H.K (2012-05-03 06:36)
なぜplasticではなくnon-settingなのか疑問に思いネイティブ(非技術系)に、non-setting sealantとしての商品の説明があったことを伝えて、質問してみました。
non-settingの意味は「固化しない」として迷わず解釈する。
plasticと聞くと「可塑性がある」と「素材のプラスチック」を思い起こす。
plasticとnon-settingは近い言葉だが同じではない。
ということで、plasticという言葉を思いつかず使っていたとは思えません。non-settingという特性を「it doesn't harden」、「non-curing」と強調したのではないかと思います。逆に個人的には和文英訳時には日本人としてplasticは使いたくないです。「常温では固形の」というイメージが強すぎます。
oceanbridgeさんが参照したページ:(http://www.newmantools.com/chemicals/hylomar.htm)の中に赤熱した排気パイプでもシール機能を失わないとの説明に驚きました。デモ宣伝を狙っての写真でしょうが、この赤熱状態なら固化どころか燃えてしまうのが普通でしょうから。また低温でも可塑性を失わないcompoundのようですね。
by torpedo (2012-05-08 22:32)
torpedo様ありがとうございます。とても勉強になります。
知らない言葉をブログで紹介して、もっと知識を得られています。日々勉強です・・・
plasticはかなり離れた概念ですね。
by oceanbridge (2012-05-09 22:16)
後出しジャンケンのように気になってコメントしました。
本来の原文が分からないので正確なことは言えないのですが、
参照されたページに限定して言えば、スペック温度内では
「硬化しない」という意味でnon-settingと書いてあったのだと
思うのです。和訳もそれに合わせると、原文の意味が伝わると
考えます。つまり硬化していない状態が持続できるのでシール
機能を果たせる、という記述だと推測できます。
(前コメントで「固化」としましたが「硬化」のほうがよいです)
by torpedo (2012-05-09 22:39)