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諏訪内晶子ヴァイオリン・リサイタル2016 横須賀芸術劇場 [趣味]

ピアノ:エンリコ・パーチェ

・モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Kv.305
・グリーグ ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ短調 Op.45
(休憩)
・武満 徹 悲歌(エレジー)
・フランク ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(アンコール)
・クライスラー クープランの様式による才たけた貴婦人
・ラフマニノフ ヴォカリーズ

超有名バイオリニストが近場の横須賀でコンサート、しかもフランクのバイオリンソナタは大好きな曲なので、聴きに行きました。
私の場合は、ピアノが趣味なので、バイオリンの音色を楽しみつつ、どうしてもピアノメインで聴いてしまうのですが・・・。

諏訪内さんの演奏をちゃんと聴いたのは初めてでした。
比較的、独特の間で弾く演奏家で、あまりビブラートは使われない人なのかなだと思いました。
ビブラート使用は、好みが分かれそうですが、私はビブラートが多めの方が好きです。
さすが、迫力と技巧、圧倒的な存在感がありました。
大きなホールでもきちんと届く音は、聴いていて爽快でした。

最初のモーツアルトからブラボー、最後のフランクの後はブラボーの嵐でした。

ピアニストは、人間味あふれる演奏でした。私はどちらかというとピアノ目当てで聴きに行ったのですが、大満足でした。
ピアノとバイオリンの息も合っていて、よく諏訪内さんの方を見ていらっしゃいました。
フランクの第二楽章は、どうしても合わない箇所が何か所かありました。
どちらかというとバイオリンが走っていたかな。
私は第二楽章だけピアノ伴奏を練習したことがあるので分かったのですが、ピアノは速く弾くのは物理的に無理な箇所がありました。
バイオリンの演奏意図が伝わってきたので、別にいいんですけどね。

演奏会後のCD購入者に対するサイン会は、長蛇の列ができていました。



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