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接地が落ちる=~ is grounded

「接地が落ちているかどうかを確認してください」
という日本語についてです。

まず、余談ですが、「かどうか確認」と書いてあると、それが良い状態なのか、悪い状態なのか、気をつける必要があります。
"Check whether~"と書いてももしかしたらいいかもしれないのですが、その状態が良いか悪いかが文章から判断できないと読者が困ります。

「落ちる」の部分の意味が、電気の知識に乏しいこともあり、分かりませんでした。

原文作成者に聞いたら、
「接地が落ちる(接地を落とす)」という表現はよくある表現で、
あるライン(この場合はline Aでした)が接地されているか、という意味だと分かりました。

そこで、"Confirm that the line A is grounded."
などと訳しました。


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なにはともあれビジネス技術実用英語大辞典

『ビジネス技術実用英語大辞典第4版』 から抜粋

◆Make sure the alternator and regulator are well grounded. オルタネータ[交流発電機]と調整器の接地がよくとれていることを確かめてください.
◆Be sure cords and outlets are properly grounded and outlets have ground-fault interrupters (GFIs). コードおよびコンセントは正しく接地されて[きちんとアースがとられて]いるか, またコンセントには漏電遮断器(GFI)が設けられているか確かめてください.
by なにはともあれビジネス技術実用英語大辞典 (2007-03-07 08:58) 

oceanbridge

コメントありがとうございます。
「落ちる」というのがピンと来ず、「接地する」と書かれていれば迷わないだろうなと思いました。
wellとかproperlyを入れるべきでしたね。
ConfirmよりもBesureとかMake sureの方が、「確かめる」という意味の場合は、良いのでしょうか。(どなたでもお答えくださると幸いです)
by oceanbridge (2007-03-07 22:44) 

那蟻

Oceanbridgeさんと同じく、わたしも適切なような不適切なような感じでした。このブログの例にならい、Googleの検索エンジンを使ってみました。入力した文は、よくある、機器の電源ケーブルが繋がっていることを確認する、との意味を期待して入れました。”confirm the cable is"では約 32 件、"verify the cable is"では約 5,470 件、"check the cable is" では意外と少なく 約 156 件、"make sure the cable is"では約 23,300 件。との結果で、一般的にはmake sureが使われるようです。  同義語の説明を幾つか読んでみましたが、なかなか明確に理解できませんでした。まだconfirmしていないのですが、confirmは「(確かであるという情報を)再確認する」との意味が強く、広くビジネズの文で使われるのではないかという印象です。confirmで全く間違いとは思いませんが、「アース線が接続されていたはずだ」の主張があった場合に、「では再確認しなさい。」という対応の場合は問題ないと思います。とりあえず調べた結果です。
by 那蟻 (2007-03-09 00:44) 

torpedo

「技術英文を書くための動詞大辞典」(IPC)には、confirmを、「立証する、裏付ける、間違いないものとして確認する、確証する」としています。verifyもこれにかなり近い意味で「証明する、立証する、確認する、照合する、真実であることを確かめる」と出ています。一方、Make sure, Be sureは「忘れないように」の意味が含まれていると思われます。那蟻さんの形式で"Be sure the cable is" のGoogle検索結果は約 3,250 件。 properlyやcorrectly、securelyを付けるのはいいですね!そうすれば導通性だけでなく、緩みがないか、腐食してないかも調べることになりますから。 ところで、”check the cable is connected”で検索すると約 4,260 件。しかし”check the cable is ”で検索すると、やはり約160件ですね。??????  あえてまとめると、今回のような文では、Make sure,→Be sure→{Verify, Check} →Confirmの順で使われるようで。(辞書に出ているAffirm, Ascertainの例はなかったです。)
by torpedo (2007-03-09 12:51) 

オラ・イオン

Google検索入力の際、任意の単語ひとつに相当するasterisk( * )を最後に加えて調べてみると、急にヒット数が増えて、"confirm the cable is * "では約 573 件、"verify the cable is * " では約 32,100 件、"check the cable is * " では約 45,600 件、“be sure the cable is * “ では約 25,700 件、"make sure the cable is * " では約 115,000 件.。文の詳細を見ても、関連外の表現ではないのです。なぜこんなに違いが出るのでしょうかね? もっと重要な点は、VerifyはConfirmと
大差ない意味にしては、動詞Checkと同じく簡便に使っている文が大変多いことです。Confirmよりも頻繁に使われるようですよ。さらに驚いたことには、これら例文が取扱説明書の中の文であることが多く、機械の取扱説明書文をWebから一網打尽に探す際に利用できそうです。
by オラ・イオン (2007-03-10 02:08) 

Hirosuke

oceanbridge さん、皆々様、お久しぶりです。このコメントは「皆様にお知恵を拝借したい」というのが真意です。どうかお気を悪くなさらずにお読みください。
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記事には直接関係ないのですが、また、反論の集中砲火を浴びることを覚悟しつつ、あえて一言。Google検索・・・皆さんが根拠としてよく引用されていらっしゃいますが、私は疑問を感じています。

「多数決、必ずしも真ならず。」 政治や裁判のみならず、どんなことにも通じる真理だと思っています。Google検索も然り。

確かに便利です。ヒット数が極端に少ないものは「馴染みがない」「誤り」と確信できます。ヒット数が多ければ「ひとまず大丈夫」という安心感は得られます。

では、「ヒット数」と「用法の正しさ」は比例関係にあるのか・・・明らかに “No.” です。

「英語ネイティブ」と「ノンネイティブ」では、どちらの人数が多いでしょうか。
Googleは、ネイティブはもちろん、日本人を含む世界中のノンネイティブが書いた表現を検索しています。
Googleは機械であるが故、ノンネイティブの「よくやる間違い」までお構いなしに拾ってきます。
結果、「誤用の方が多い」・・・実はそんなことがあったりするのではないかと。「ヒット数」を根拠に「これが正解」と言うのは危険ではないでしょうか。

さらには、英語に限らずですが、言葉というものは文章という流れの中で意味が決定されます。前後関係によっては、同じ単語・表現が別の意味として使用されている場合があります。(意図的/誤用のどちらも含め・・・。)

ノンネイティブ同士ならば、ヒット数を根拠としても全く問題ないと思います。きっと向こうも同じことやってますから。ですが、英米向けに書くのならば、さらに絞込んだ検索が必要なのではないかと思うのです。

実は、その絞込み方法を知りたいのですが・・・。皆さんはどうされていますか?
by Hirosuke (2007-03-10 15:00) 

oceanbridge

confirmやmake sureなどについてコメントいただき、ありがとうございます。
とても嬉しく、また、いろいろな方法を知ることができました。

>make sure the cable is"では約 23,300 件。との結果で、一般的にはmake sureが使われるようです。
→那蟻様、confirmの語感も、分かりました。ありがとうございます。

>今回のような文では、Make sure,→Be sure→{Verify, Check} →Confirmの順で使われるようで
→torpedo様、ありがとうございます。

>任意の単語ひとつに相当するasterisk( * )を最後に加えて調べてみると、急にヒット数が増えて
→オラ・イオン様、ありがとうございます。最後にasteriskを加えるというのは、気づきませんでした。ヒット数が増えて、検索結果がより正確になりますね。

>このコメントは「皆様にお知恵を拝借したい」というのが真意です。どうかお気を悪くなさらずにお読みください。
→Hirosuke様、おっしゃるとおりで、正確を期すならヒット数のみを頼りにしていてはいけないと思います。
そういえば、googleで検索するときに、サイト検索で、新聞社のサイト(www.usatoday.comなど)とかマイクロソフト社(www.microsoft.com)などなど(有名メーカーのサイト)を入れるという方法があると思います。(この方法は前々から知っていましたが、何万件も出てきたら誤用ではないと思い込んでいて、最近使っていませんでした。)
by oceanbridge (2007-03-10 17:23) 

オラ・イオン

HIROSUKEさんのおっしゃるとおりです。ヒット数が多くても、自分の入力方法が適切なのか、ネイティブが書いた文なのか、は、いつも心に引っ掛ります。検索エンジンに引っ掛った部分は、実際に開いて見て読んでみまが、3万件ヒットしたとすれば、その1/10も読めないので、ランダムに開いて読むだけです。そのような作業をしているととても当日中にコメントは書けないので、コメントがいつも遅くなります。基本的には「ヒット数が多いから正しいとは限らない」との立場を採っているので、これで決まり!と言える断定的表現が出来かねています。次に英米の公文書、有名メーカーの文書と思われるサイトがないか調べて、有るとホッとします。Webに単語の意味を解説しているネイティブのホームページも参考にします。しかし納得!というわけにはいかず、ますすます分からなくことが多く引用さえ躊躇します。 これらに先立ち、専門書や文法書で調べるようにするのですが、これも大変な苦労です。もしこれらの本で見つかったとしても、他の潜在的読者と共通に使えるGoogle検索エンジンの結果は共通に納得できるToolです。(中には出典辞書を示すと反発する人も。) ネイティブに確かめる方法も確実ではありません。何度が質問したのですが、「ネイティブからの回答は十人十色でしょうね。」と言われました。 検索エンジンによる適不適判定は、他に方法がない場合、ダブルチェック用、または最後の手段です。そしてこの方法による決定は、「こんなに大勢が使っているのだがら間違っていても、ま、いいか!」の考えです。文法的な正しさを追求する人には、とても向かない方法です
by オラ・イオン (2007-03-10 20:49) 

Hirosuke

oceanbridgeさん、オラ・イオンさん、ご回答頂きありがとうございます。非常に参考になりました。

>ネイティブからの回答は十人十色でしょうね。
そうですよね。日本人でも日本語に対する感覚は人それぞれですから。

ネイティブの赤入れがおかしくて、逆に、さらに直して使ったことがあります。ネイティブの赤通りにすると、非常に的外れな矛盾した内容になってしまったものですから。そのネイティブは、どうやらモノをよく知らずに、字面だけ見て赤入れしたようなのです。

日本語でも英語でも、「文章を正しく書けるかどうか」=「語学力+モノに対する知識」・・・ってことですね。
by Hirosuke (2007-03-14 22:28) 

oceanbridge

同じネイティブでも、「容認できる文」の範囲に差があるということを、経験しています。
文章を正しく書くのは、難しいですね。最近、実感しています。
by oceanbridge (2007-03-15 21:02) 

torpedo

特定地域だけを検索する方法としてccTLD(country code Top Level Domain)が使えます。au:Australia、ca:Canada、uk:United Kingdom (gbではない!)、nz: New Zealand、
jp: Japanなどがありますが、肝心のus: United States(ほとんど使われていないそうです。理由は、アメリカはインターネットの発祥の国なので、国内的コードが広まってしまっているため。gov(政府機関)、.edu(教育機関)、.mil(軍事機関)などが使われている。 しかし、イギリスだけのサイトを検索することは可能です。実際に人口の少ないNew Zealandを対象にサイト・ドメインを指定して「“make sure the cable is *”site:nz 」で検索すると、すべてNew Zealandのドメインコード.nzが付いたサイトがヒットします。Google検索エンジンの説明では、ccTLDだけの指定に付いては説明していないが、このように可能なようです。正確にはccTLDは外貨獲得のため、他国の人にも使わせることが多い(全コードの1/3位?)ので、それだけでは英語圏の人が発する情報とは限りません。現在、アメリカのサイトだけを検索方法を探し中です。
by torpedo (2007-03-15 23:31) 

oceanbridge

torpedo様、思わずうなってしまいました。こういう方法があるのですね!googleも、いろいろな使い方を知っていると、調べものをするときの効率がアップしますね。
特定地域だけを検索する方法や、site:gov,edu,milなどで対象を絞る方法は、「翻訳に役立つGoogle活用テクニック」(安藤進著、丸善、2003年、1680円)にも載っていませんでした。
by oceanbridge (2007-03-16 22:05) 

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