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ロシア国立交響楽団 [趣味]

ヴァレリ―・ポリャンスキー指揮、ロシア国立交響楽団
チャイコフスキー 交響曲4・5・6番
2015年7月12日@みなとみらいホール
を聴きに行ってきました。(もう7/17です。ちょっとレビューを書くのが遅れました。)

どんな指揮者・交響楽団なのかまったく予備知識なく、価格(12,000円)と曲目が魅力的だったので、チケットを取りました。
もちろんこの価格だとロシアでは二番手なんだろうなと思いましたが、とても充実した演奏を聴けました。

交響曲3曲は疲れそうだと思いましたが、途中に休憩があったためか、案外疲れませんでした。

4番は少しオケの音がパラパラした箇所があったかなと思います。3-4楽章の間に間があったので、間がない方が良かったなと思いました。

5番は抜かりのない演奏でした。私は個人的にこの3曲の中で5番はあまりなじみがなかったのですが、今回の演奏は5番が一番良かったです。

6番(悲愴)は、生で聴くと、作曲者と指揮者の思いが伝わってくる曲です。最終楽章では、周囲に理解されない深い苦悩が、伝わってきました。ただ、休符の後でバイオリン等が一斉に出ずにパラパラしていたところがあり、残念でした。
第三楽章は、抑え気味の演奏と思いきった演奏とに二分される気がしますが、今回はかなり思いきった演奏だったと思います。

会場はほぼ満員で、最後の拍手の時は立っているお客さんもいました。

ものすごく完璧な演奏というわけではなかったと思いますが、交響曲を3曲一度に聴けたことと、本場のオケを聴けただけで大満足でした。

日本の交響楽団には出せない音がたくさんあったと思います。日本の楽団も頑張ってはいるのですが、どうしても、弦楽器の音が微妙に低かったり、音がカサカサしていると感じてしまうことがあります。また、金管は思いっきりぶりがちょっと足りないなと思ってしまうことがあります。
今回のロシア交響楽団の演奏は、そういう点を気にせずに楽しめる演奏でした。
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