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9/18 若林顕 ベートーベン ピアノソナタ全曲演奏会 [趣味]

戸塚区さくらホール

・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調「田園」Op.28
・ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 第1集・第2集
・アンコール: Nino Rota 作曲 ロミオとジュリエット

今回は雨だったこともあってか、前回より微妙にお客さんの数が少なかった気がしました。

田園がおとなし目の曲だったこともあり、演奏時間的にも、ブラームスの曲の方が主役のような感じもありました。

ブラームスの変奏曲は、どこかリスト的な匂いのする曲でしたが、ブラームスらしい重厚さがありました。
難易度が半端じゃないです。腕の動きがすごかったです。離れている鍵盤への移動も命中していて、どうやったらできるのか、不思議でした。

ベートーベンの田園は、コンサート前にCDで聴いてみたときは少し退屈な曲だと思ってしまったのですが、さすが、退屈ではありませんでした。
いろいろな音色を使い分けられた演奏で、とてもきれいでした。

アンコールの曲はテレビなどで耳にすることはあったものの、純クラシックでもない曲で、こういう曲も弾かれるのだなと、若林さんの新しい一面を見た感じです。

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今回、名演を楽しませてもらいましたが、聴く前は、個人的に、ベートーベンのソナタは何となく気が重かったです。

というのは・・・
最近、〇十年ぶりにピアノを習い始めたのですが、先生に、ベートーベンのソナタを弾きたいと言ったら、難しいと言われたのです。(若かった頃に習ったり独習した楽章たちで、技術的な難易度はそれほど高くないものなのに、です。)
同じような難易度・むしろ難易度が高いショパンの曲とかは、弾いてみましょう、と言われました。
若い頃のレパートリーはベートーベンのソナタが比較的多かったので、これは、面くらいました。

今回のコンサートで若林さんの演奏を聴いて、(技術的にはそれほど難しくないものですら)やっぱり難しいものなのだな、と再認識しました。
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