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11/20 若林顕 ベートーベン ピアノソナタ全曲演奏会 第10回 [趣味]

戸塚区さくらホール

・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第16番 ト長調 Op.31-1
・リスト:ペトラルカのソネット 第104番
・ショパン:別れの曲、エオリアンハープ、革命、英雄ポロネーズ
・アンコール:ラフマニノフ/幻想的小品集 第1番 悲歌

今回は革命と英雄ポロネーズが入っていたためか、いつもよりお客さんの入りが良かったです。

リストのペトラルカのソネットは予定には無かったのですが、発売中のCDから選曲されたそうです。
今までは、詩的な曲だという印象ぐらいしか持っていなかったのですが、
演奏前の解説で、この曲は恋愛に迷うという内容だと教わりました。
それを念頭に聴いたら、この曲の意図がよく分かりました。
演奏技術も必要ですが、恋愛の迷いの味わいは、大人にしか弾けないな~と感心。

ベートーベンのソナタ16番は、田園(15番)とテンペスト(16番)の間にはさまれた曲です。
予習の段階では、正直、ちょっと退屈かなと思ってしまいました。
今までもそうでしたが、今回も、多彩な音の組み合わせで、退屈どころか、とても魅了させてもらいました。

エオリアンハープは、以前にも一度若林さんの演奏で聴いたことがあって、
その時もミスタッチがあったのですが、今回も数か所ありました。
もしかしたら少し苦手なのかもしれません。

英雄とか革命をプロのピアニストの演奏で聴く機会はなかなか無く、新鮮でした。

次回は1月で、テンペストを聴けるのが楽しみです。
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