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シュテファン・ドール ホルンリサイタル みなとみらいホール(2017年6月27日) [趣味]

(曲目)
ホルン協奏曲第2番
交響曲第17番
ホルン協奏曲第4番
ホルン協奏曲第1番
交響曲第33番
ホルン協奏曲第3番
 (交響曲は指揮のみ)

平日の昼間にも関わらず、3階席まで満席でした。
お客さんはやはり女性が多かったですが、音楽を学んでいる学生風のお客さんも結構いました。

ベルリンフィル首席奏者という、世界最高のホルンを聴ける機会は貴重だと思います。

私はいつも、ホルンの本当の音が分からないままだったので、生で聴きたいとずっと思っていました。
複数の音が同時に出てしまう演奏と、最初の音がなかなか出ずノソッと出てくる演奏を、よく聴いてしまいます。

YouTubeで予習した段階でホルンの音は分かっていましたが、生で聴いてみて、躊躇なく音が出され、こんなにズバッと音が出るものかと驚きました。
フォルテからピアニッシモまで出る楽器なんだと初めて知りました。

遠くで響いているような音だけでなく、力強い音も出ていました。
大音量が出る楽器ではないのですが、大ホールに響く音でした。

細かい音も出されていて、技巧的に大変で、肺活量もとても必要だと思うのですが、全般にとてもリラックスした姿勢で演奏されていました。

指揮も見応えがあり、ベルリンフィルの音楽性の高さを実感しました。

バックのオーケストラも頑張っていました。少し残念だったのは、日本人の演奏でよく気になるのですが、バイオリンの細かい音がやはり下がり気味だったことでした。

演奏後は拍手が沸き起こりました。
アンコールはありませんでした。モーツアルトのホルン協奏曲の最高峰の第三番以上の曲はなかなかないので、アンコールは無くて良かったと思います。


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